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韓国料理店「京園」の金さんに、参鶏湯を習いに行きました。 参鶏湯のほかにキムチの炊き込みご飯とヤンニョム。 どれも家庭で作れるようにアレンジ、 でも中身は本格的でした。 参鶏湯は普通若鶏の丸鶏を使いますが 手に入りやすいように骨付きもも肉(桜鶏)で。 金さんいわく、丸鶏で作るよりも 「具がたくさん食べられて豪華よ!」 まず骨付きもも肉はたっぷりの塩でよくもみこみ 表面の汚れや臭みを取るため流水で洗い流します。 皮を上にして鍋にならべていきます。 そこへ入れる薬膳アイテムは韓国直送、 高麗人参 (韓国の生、1年~2年ものが◎) もち米 にんにく 干しなつめ (中国産はダメ、韓国産でね!) 松の実 (朝鮮五葉松:血糖値の急上昇を抑える) 生栗 クコの実 ネギ これらと水を加え強火にかけます。 煮立ったら中火にしてそのままグラグラと30~40分、 途中水を足しながら、たまに焦げないようにかき混ぜます。 20分くらいでこんな風に白濁したスープになってきます。 その間にキムチの炊き込みご飯の薬味 薬念(ヤンニョム)だれの韓国青唐辛子を種ごと刻みます。 「刻んだ手で目をこすっちゃだめよ~」 他にはマイルドな品種の赤唐辛子の粗挽き2種と 少し辛い品種の細挽きのブレンドしたもの、しょう油、ごま油 みりん、いりごま、ネギ、薬味ネギ、おろしニンニク キムチご飯も炊き上がり、 金さんおすすめは、このご飯にヤンニョムと 刻み海苔をかけ、よく混ぜて食べること。 参鶏湯の鶏肉もホロホロ煮えて 骨から外れてきました。そろそろです。 味付けは塩のみ。 できました。 「いっただきまーす。」 さすがに高麗人参そのものはたまらなく苦かったけれど スープにはほのかな香りが溶け出していて ナツメの甘さや栗やもち米のコクとちょうどよい調和でした。 いただいたあとは、指先までぽかぽか。 夜になっても足の指先までぽかぽかして ぐずぐず治らない気管支炎もこれで全快することを期待しています。 金さんありがとうございました。
by pomponnette
| 2012-02-25 21:39
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